2018年6月19日 霞が関集会の報告
2018年6月19日 今までの「クルミの木集会」は、命名新たに、「霞が関集会」となりました。
今日は、7名が集まり、バリアフリーの地域に開かれた素晴らしいカフェで、新幹線の話に始まり、政治の話、パンの話などと、止めどもなくいろんな考えを分かち合いました。聖書のお話は、パンの話。パンだけでなく、心も生かされる様な毎日となる事を願いつつ、会は閉じられました。
聖書のお話:
「パンだけで生きるのではなく…」 マタイ4:1-4
イエスは、受洗直後に荒野で40日40夜断食した後、空腹になられて悪魔に試みられた。
「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」との悪魔の誘いにイエスは『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言葉で生きるものである』と書いてある」と答えられ、悪魔の誘惑を退けた。
マズローによれば、人間の一番基本的欲求である、(1).生理的欲求、すなわち食を求めるようにと悪魔は働きかけたのだ。 確かに、パンは必要だ。しかし、パンだけで生きるのではないと言われる。赤ちゃんにミルクだけを与えて何も話しかけず、いっさいのスキンシップもしなかったローマ帝国の皇帝フリードリヒ2世の恐ろしい実験では、50人の赤ちゃん全員が死んでしまったことはよく知られている。 この命を与え,大切だよと日々語りかけられる神の口から出る一つ一つの言葉が私たちの心をそして体を生かす。それだけではなく、神の口から出た一つ一つの言葉で作られたこの世界が私たちの命を支える。
ついつい、パンを得ることだけに心を奪われて、また、パンを与えていれば成長するように錯覚し、本当の意味で私たちを生かす大切なものを見失ってしまう。それが悪魔の策略なのだろう。その誘惑をしっかりと見破り、パンだけでない大切なものをしっかりといただき、命を輝いて生きたいと思う。
by kateishukai | 2018-06-20 23:19